AIBA関西支部では毎年、港湾施設見学会を開催しております。
貿易の最前線である港湾の現場を実際に歩き、見て、感じることで、書籍や資料だけでは得られないリアルな学びを
体感できます。
見学後には懇親会を行い、現場で得た気づきを共有しながら、会員同士の交流を深める時間を設けています。
「学び」と「つながり」の両方を大切にする、当支部ならではの恒例企画です。
<大阪港湾施設見学会 2026年2月6日>
プログラム:
●夢洲コンテナターミナル 施設説明、CY見学
●サンスターライン パンスターミラクル号見学
●大阪港湾局レクチャー
大阪港にて、港湾施設見学を開催しました。
AIBA関西支部会員のみならず、大阪商工会議所様ご招待の
各企業海外ビジネスご担当者や近畿大学の学生という、
世代も立場も異なる参加者にご参加いただき、「現場で学ぶ」熱量あふれる見学会となりました。
●夢洲コンテナターミナル
<説明会>
コンテナターミナルの設備や特徴について、分かりやすくご紹介いただきました。
海外ビジネスに携わる参加者からも多くの質問が寄せられ、港湾施設への理解をより深める機会となりました。
<CY視察>
管理棟の屋上から、夢洲コンテナターミナル全体を視察しました。眼下に広がるヤードのダイナミックな景色は圧巻で、大阪港で取り扱われる貨物の約半分が、まさにこの場所から動いていることを実感します。日々の業務では書類や手配に追われがちですが、現場を目の前にすると、貿易が「現実に動いている仕事」だと改めて感じます。 私自身も、「自分が手配した貨物が、ここから海外へ旅立っていくのだ」と思うと、胸が熱くなるような、忘れがたい時間となりました。
<屋上からのCY視察>
整然と積み上がるコンテナ、
力強く動くガントリークレーン、
トランスファークレーン(RTG)や
トップリフターが現場を走る光景は、
写真や動画では伝わりきれない迫力で、
まさに「海外貿易の最前線」を
肌で感じる時間でした。
これは、
来た人だけが体感できる臨場感
です。
さらに同じ屋上から視線を転じると、
大阪万博跡地も見ることができました。
多くの方が足を運ばれた万博ですが、解体作業が進む
この風景を見られるのは“今だけ”。
まさに歴史の1ページを目撃しているようでした。
万博に携わられた参加者の方が「こうして跡地を目にすると、いろんな思いが込み上げてくる」と静かに語られていたのが印象的で、現場を見学する価値を改めて実感しました。
●パンスターミラクル号
<説明>
バス内でパンスターミラクル号のご説明をいただきました。
フェリーとしてお客様の快適な船旅を演出する一方で、
RoRo船として活躍し大阪~釜山で迅速に貨物を届ける役割を担う、その仕組みについてご説明いただきました。
その特徴にはバス内から大きな驚きの声が上がっていました。
<船内見学>
5班に分かれ、客室や設備についてご案内いただきました。
多彩な部屋のラインナップ、豪華な設備を紹介いただき、
次は船旅を計画したくなりました。
<乗船>
通常の旅客用タラップではなく、
トラックが出入りする貨物搬入口から乗船!この“特別ルート”、貿易に携わる者としては、まさに胸アツの瞬間。
普段はなかなか体験できない、物流を間近に体感できる貴重なシーンでした。
<内部>
ドライコンテナ、リーファーコンテナ、バルクカーゴ… 多様な貨物が積み込まれ、RoRo船として確実に貨物を運送しているのが分かる光景です。 これこそ、貿易に携わる者なら一度は目にしておきたい“現場のリアル”そのもの。
輸送を支える仕組みとオペレーションの力強さに、思わず「頼もしい」と感じさせられる風景でした。
<パンスターミラクル号 見学>
客室はインサイドとオーシャンビューがあり、バルコニーのある部屋やスイートまでそろっており、
旅のスタイルをカジュアルから特別な記念旅行までカバーできるようになっています。
特にバルコニー付き客室は、海の眺めを独り占めできますので、船旅の満足度を一段上げてくれます。
さらに、レストラン、ラウンジ、お風呂にサウナ、ウェルネスクラブ、そして夏場にはプールやジャグジーまで、
まるでホテルのような快適で豪華な施設がそろっています。
●大阪港湾局 レクチャー
大阪港の展望について、ご説明いただきました。
今回のレクチャーを通して、大阪”みなと”が単なる荷物の積み下ろし場ではなく、日本の経済と環境、さらには市民の生活を支える「進化し続ける社会インフラ」であると感じました。
特に印象的だったのは、歴史の継承と革新のバランスです。
古代からの交流の港としての歴史を背景に持ちながら、現在はカーボンニュートラルなど最先端の課題に官民連携で取り組んでいる姿勢には、強い戦略性を感じます。
ご参加いただいた皆さま、ならびにご案内いただいた関係者の皆さまに心より御礼申し上げます。
「現場を見る」ことにより、貿易の解像度が一段上がる——それを実感できた一日でした。
次回も“ここでしか得られない学び”をご用意します。
<境港見学会 2024年9月28日(土) >
恒例の港湾見学を鳥取県の境港で開催しました。
プログラム:
●境港 港湾組合 ご講演 / 中四国支部 講演
●クルーズ船ウェステルダム号見送りセレモニー見学
●DUWON社 貨物船見学
●市内見学
●懇親会
港湾組合の山本様をはじめ、現地関係者の皆さまに多大なるご協力をいただき、学びの多い充実した一日となりました。
見学では、クルーズ船の誘致を起点とした地域観光や産業活性化への取り組み、日本海航路貿易の「今」と「これまで」について、現場ならではの視点でお話を伺いました。港湾を軸に地域と貿易がどのようにつながっているのかを実感でき、実務にも直結する貴重な情報を得る機会となりました。
また今回は初の試みとして、首都圏および中国四国支部からも参加者を迎え、支部の枠を超えた交流が実現しました。現地での学びと人的ネットワークの広がりを同時に得られる、AIBAらしい見学会となりました。
<北陸新幹線延伸 福井県・敦賀港見学会 2024年3月22日>
関西支部では、恒例となっている物流施設見学会を、大阪商工会議所貿易部会との共催で実施しました。
今回の舞台は、初開催となる日本海側・福井県の敦賀港。
2024年3月16日、北陸新幹線が金沢から敦賀まで延伸され、今まさに注目を集めるエリアです。
物流と交通の結節点として進化を続ける敦賀港を現地で体感する、貴重な見学会となりました。
<全体スケジュール: 2024年3月22日(金) >
見学会参加登録46名
11 : 30 大阪駅、京都駅、日本海側各地より敦賀駅東 口に集合
→大型観光バスで市内移動
12 : 10 勉強会(敦賀市内ホテル会場)
・主催者挨拶 AIBA理事 森関西支部長、 大商国際部 孫課長
・来賓挨拶 敦賀市 市長 米澤 光治様
・プレゼンテーション「敦賀港」敦賀港国際ターミナル㈱ 三仙営業課長様
・講演「鉄道と港のまち敦賀」 観光ボランティアガイドつるが 増田会長様
14 : 10 敦賀港 鞠山南多目的ターミナル見学
・ CY新設第二工区 バス降車視察
・ターミナル事務所屋上から港湾全景見学
15 : 10 博物館ツアー
3班に分け、ボランティアガ イド3名によるアテンド説明
・敦賀鉄道資料館(旧駅舎)
・人道の港 敦賀ムゼウム
・赤レンガ倉庫
17 : 20 敦賀駅西口、現地解散
17 : 30 交流懇親会 駅前レストラン(希望者のみ、 参加登録32名)
